犬のてんかんとハーブ

てんかん発作は脳の過剰な興奮によるものです。
発作を起こしやすくなる要因の1つに緊張、不安、イライラなどの気分も関わっています。
医学的に効果があると認められたものではありませんが、こころに働きかけるハーブがあります。

ハーブティーにして飲ませるのではなく、香りや温もりでリラックス効果のある種類があります。

  • ラベンダー
  • カモミール
  • レモンバーム
  • バレリアン
  • ペパーミント

食事や水分補給ではなく、ぬるま湯に入れて、香りと温もりを利用する足湯のようなものです。

愛犬の足が入る程度の洗い桶やバスタブを使います。
乾燥したハーブをお茶のパックに入れて、成分や香りが出てくるまで待ち、足湯のように立たせます。
背中にタオルをかけてゆったり香りを浴びることができるようにします。
犬の表情を見たり声をかけながら緊張や不安を緩めていく様子を確認しながら浴びて、あまり長湯はしないようにします。
出たあとは、濡れた足を拭いて乾かします。
(肉球と肉球の間の乾燥が不十分だと皮膚病の元になります。)
水嫌いやリラックスしているような表情をしていなければ向いていないでしょう。
無理にやるとかえってストレスを与えてしまいます。
ペット用のハーブ入りのマッサージオイルで飼い主さんの手のぬくもりを感じながらマッサージするのもリラックス法の1つです。

ラベンダー
ラベンダーは香りや温もりでリラックス効果があります

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