統合失調症の症状『10のチェックリスト』

統合失調症とは何なのでしょうか。
妄想や幻覚などが出たり、意欲がなくなったりする病気なのですが、そのチェック項目があります。
まずは、自分が統合失調症でないか気になっている人は、自己診断をしてみてください。

1.正体不明の声が聞こえる

これは確実に幻聴です。
こうしたものが聞こえる場合、多くが統合失調症です。
ただ、ノイローゼなど他の病気で聞こえる場合もゼロではありません。
しかしながら、幻聴が聞こえるというと、多くが統合失調症という診断名を出されるでしょう。

それほど統合失調症と幻聴はセットで考えられているのです。

2.誰かから監視されている

これは統合失調症の被害妄想です。
ネットで見ると、集団ストーカーという言葉がよく出てきます。
誰かが自分に嫌がらせをするために監視をしているというものです。
これはほとんどが統合失調症の症状です。

それでなくとも、他に例は沢山あります。
親が実際に部屋を探っているというのは思春期の頃になると痕跡などからわかってくるはずです。
そこまでは現実です。
ただ、そこから『盗聴器や盗撮器を仕掛けられている』などという発想まで行くと、統合失調症の症状となります。

また、近所の人に監視されているというのは、実際に起こり得る事ですが、監視されて攻撃されるとまで行くと、統合失調症の症状となります。

3.みんなが自分の悪口を言う

また、嫌がらせをすると感じる。

これも実際に学校のクラスでいじめの対象になったりするとあり得る出来事です。
しかし、その範疇を超えて、街に出て、知らない人が全員悪口を言っているように感じたり、組織的に自分を狙っているとなると、統合失調症の症状です。

4.独り笑いや独り言を言うようになった

思春期の人や妄想癖のある人にはよくある事ですが、あまり度が過ぎるとチェック項目です。

5.何をしても楽しくない

鬱病にも関連してきますが、統合失調症でも同じような症状が出ます。

6.不眠症

過眠症。睡眠も統合失調症に関連してきます。

睡眠障害というと鬱病を連想する人もいるかもしれませんが、統合失調症にも関連してきます。

7.人と話すのが苦痛になり、ひきこもるようになる

ひきこもりは病気なのか、という議論は沢山あります。
ある人は「現象」だと言って、ある人は「病気」であると言います。
ただ、統合失調症からひきこもりになっている人は多くいます。

統合失調症の症状があるから外に出られない。
統合失調症の症状があるから人と話せなくなった。
そんな例が山ほどあります。

8.自分の考えていることが周りにもれていると感じる

いじめを受けると、「あいつ、あんな事考えているんじゃない?」なんて悪口を常時言われるようになります。
そうした中でこうした症状が出る人もいます。

ただ、もっと深刻に電波によって自分の思考が放送されていたり、電波で操られているなどの症状を訴えたりする人もいます。

人は表情や仕草などで考えている事がわかる事もあります。
それを過度に考えてしまうのが、統合失調症です。

9.頭が混乱する

過敏になったり、注意をそがれたり、興奮したりする。

錯乱状態に陥るという事です。
通常でないと感じる状態が長く続くと、統合失調症の可能性があります。

10.集中したり、とっさの判断ができなくなったり、 意欲や気力がなくなった

今まで普通にできていた事ができなくなり、やる気が一気になくなったりすると、統合失調症の可能性があります。
燃え尽き症候群のように、急にやる気が失せるという病気は他にもあるのですが、統合失調症の可能性もあるのです。

最後に

統合失調症は恐ろしい病気です。
しかし、国民の1パーセントがかかっていると言われている身近な病です。
是非、チェックをしてみてください。

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