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緊張型頭痛の症状 - 寝込む・眠れない・喉の痛み・吐く・鼻づまり -

緊張型頭痛は寝込むほど痛い?

重くじんわりとした痛みが続くのが緊張型頭痛の特徴です。
頭の痛みだけでなく、首や肩、背中にまで痛みがあることが多いので、動くことがつらくて寝込んでしまうこともあるかもしれません。
痛みの原因は筋肉の緊張状態にあり、筋肉をほぐすことで痛みの症状はよくなります。

しかし痛みが激しく動けない場合は、動かないことでますます筋肉がこわばってしまい、痛みも悪化する、という悪循環に陥ってしまいます。
痛みが強いから休めば良くなると思って寝込むことが、逆効果になってしまうこともあるのです。
緊張型頭痛で寝込むほど痛い時には、鎮痛剤を飲むなどの適切な対応をして、痛みの悪循環に陥らないようにしましょう。

緊張型頭痛のせいで眠れない

頭の痛みが気になって眠れない、ということもあるかもしれませんが、精神的なストレスが緊張型頭痛と眠れない症状の両方を引き起こしている場合もあります。
頭痛の多くはストレスが関係しています。
ストレスがあると、心も体も興奮状態になり、眠れなくなったり疲れが取れなくなったりしてしまいます。
自律神経の働きも乱れて、血行が悪くなり筋肉に疲労物質が溜まって、首や肩の筋肉がカチカチになってしまいます。

そして肩こりから緊張型頭痛になってしまうのです。
頭痛で眠れない日が続く場合は、精神的ストレスが大きくなっている場合がありますので、気分転換やリラックスを心掛けることが大切です。
考えすぎると眠れなくなってしまうので、頭の痛みや眠れないことにこだわり過ぎないようにしましょう。

緊張型頭痛と喉の痛み

緊張型頭痛は首や肩のコリが酷く、神経が刺激されて頭が痛くなっている状態です。
首の筋肉のコリが酷い場合は喉が圧迫される感じがしたり、喉が痛く感じたりすることもあるようです。
緊張型頭痛になる原因として、精神的ストレスもあります。
ストレスにより心身ともに緊張状態が続き筋肉に疲労物質が溜まってしまうことや、自律神経の乱れが緊張型頭痛を引き起こします。
この精神的ストレスが原因で喉の痛みや喉に違和感が生じることもあります。
この症状は咽喉頭異常感症と呼ばれています。
プレッシャーやストレスを強く感じた時に症状がでることが多いようです。
また、頭痛とのどの痛みがある時には風邪の疑いもあります。

喉の痛み

緊張型頭痛と吐く

緊張型頭痛ではじわじわとした痛みと併せて吐き気が起こることもあります。
緊張型頭痛の吐き気は片頭痛のような激しい吐き気ではなく、実際に吐いてしまうことはあまりありません。

ただし、緊張型頭痛の原因が精神的ストレスによるものの場合、精神的ストレスが原因で吐いてしまうことがあります。
精神的なストレスを感じると、自律神経が乱れてしまい胃酸が過剰に分泌されます。
胃酸過多となると吐き気が起こり、ひどい場合には吐いてしまうことがあるのです。
このように、緊張型頭痛が直接吐く原因となることはありませんが、緊張型頭痛を持っている人が吐くということは十分に考えられます。

緊張型頭痛と鼻づまり

鼻づまりになると呼吸が浅くなり酸素不足になってしまいます。
酸素不足になると血流が悪くなり、老廃物がスムーズに運ばれず、肩こりなどの症状があらわれます。
アレルギー性の鼻炎や花粉症などで鼻づまりが酷い場合、体内に取り込まれる酸素が不足して緊張型頭痛を引き起こしてしまう可能性があるということです。
鼻づまりでなくても呼吸が浅いと酸素が十分に取り込まれず、体に様々な不調があらわれます。
深い呼吸を心掛けるだけで肩こりなどの症状が改善することもあるので、普段の呼吸にも気を配りましょう。
鼻づまりが起こる病気のひとつである急性副鼻腔炎になると、鼻の奥の方に膿が溜まって頭痛を起こします。
この場合は膿を取り除き、炎症を鎮める必要がありますので耳鼻科を受診しましょう。

鼻づまり

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