偏頭痛ってどこが痛むの?

偏頭痛は片頭痛とも書くので、頭の片側が痛むと理解している人も多いでしょう。
実際は両側に痛みを感じる人が多く、場所としてはこめかみや側頭部です。

ですから、偏頭痛の発作が来ると無意識に頭を抱え込んだり、こめかみを指でおさえたりしているのですね。
また、痛む場所は同じ人ならいつも同じ場所という訳ではなく、その都度変わることもよくあります。
時期によって左右どちら側かが痛むとか、両側痛むけれど片方だけが強く痛むという具合に、左右で違うということもあります。

偏頭痛というのは病名なので、必ずしも片側に偏った痛みが症状として現れるのではありません。 両方痛くても偏頭痛は偏頭痛です。

偏頭痛で痛む場所は大半がこめかみと側頭部ですが、中には目の奥が痛む人もいます。
偏頭痛は、血管が拡張するときに痛み(発作)が現れます。
そして拡張した血管が神経を圧迫するために痛みを感じるのです。
頭蓋骨内で脳の神経と目の神経はつながっているため、偏頭痛を起すと目の奥の神経も痛みを感じるからです。

目の奥だけが痛むのは偏頭痛ではない?

上記で述べた通り、偏頭痛の症状で目の奥が痛むことはあります。
しかし、眼の奥だけが痛かったり、痛くて寝ていられないくらいひどい場合には別の病気も考えないといけません。

①眼精疲労
例えば普段から目を酷使している、パソコン作業に従事している事務職の人は、極度の眼精疲労から目が痛むことがあります。
同一体位で机に向かっていると、首や肩の筋肉が張ってカチカチになります。
そうなると目や脳へ行く血液の流れが滞るので、痛みを感じることがあります。
この場合は血管の拡張による痛みではなく、むしろ血流が悪いことで起こります。
②緑内障
眼そのものに病気のある場合があります。
緑内障は、普段一定に保たれているはずの目の圧(眼圧)が、異常に上がってしまいます。
初期にはちょっとした眼精疲労のような症状しかないので気づきにくいのですが、下をむくと目の痛みや頭痛がひどくなることがあります。
自覚症状が乏しいために放置されてしまうことが多く、緑内障は適切な処置を受けないと失明に至ります。
③群発頭痛
眼の奥が痛くて、横になって休むことすらできない場合には、群発頭痛かもしれません。
群発頭痛は偏頭痛・緊張型頭痛と並ぶ一次性頭痛(命にかかわらない頭痛)です。
群発頭痛は偏頭痛と違って吐き気や光刺激による症状悪化はありません。
その代り、痛み方が強いのです。
群発期に入るとほぼ毎日同じような時間に目の痛みが1~2時間起こりますので、のたうちまわるほどひどい目の痛みはがあるのなら、群発頭痛を疑ったほうがよいかもしれません。

痛みに絶えず相談しよう

痛む部位がこめかみだろうと目の奥だろうと、ただ耐える必要はありません。
専門知識のある医師に相談してみましょう。
発作時用の治療薬を処方してくれるだけではなく、偏頭痛を予防する薬も処方してもらえます。
別の病気が隠れている場合にも、適切な科を紹介してもらうことができます。

また、日常の過ごし方によっても発作が現れやすくなるので、日常生活における注意点も指導してもらうことができます。

何よりも、偏頭痛だと決め込んで市販の鎮痛薬で自己対処を繰り返していると、偏頭痛がどんどん悪化することがあります。
また、鎮痛薬の誤った使い方によって薬物乱用性頭痛を発症することもあります。

偏頭痛は毎月のように起こる恒例イベントです。
偏頭痛が起こるたびに真っ暗な部屋の中で、ただただ症状が過ぎ去るのを待つなんて…もったいないじゃないですか。
偏頭痛と上手に向き合いながら、ONもOFFも充実した日々を過ごしたいものですよね。

偏頭痛を和らげてみませんか?

『偏頭痛はある程度専門的な治療にかかる必要がある』とこのサイトで述べていますが、実は偏頭痛を和らげる商品が出ているのも事実です。
完全に治るのは難しいのかもしれませんが、酷くなって動けなくなったり、吐き気を伴って苦しくなったりする前に、一度試してみる価値はあると思います。
いくつかおすすめの商品はあるのですが、いくつも紹介すると皆さんも混乱すると思いますので、このページでは、私が厳選した商品を紹介させていただきます。
それは、ずきしらずの実という商品です。

皆様の偏頭痛が少しでも和らぎますように。

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