統合失調症は思春期など若い内に発症しやすい

統合失調症は思春期など若い内に発症しやすいといわれています。

確かに思春期というのは、様々な負の要素が出てきます。
人間の嫌な部分を見てしまう時期です。
そうした時期だからこそ、統合失調症にならないように精神の洗浄をする必要があります。

思春期の統合失調症が発症する原因

思春期には色々な事があります。

いじめ。

親との衝突。

内申点目当ての教師への媚び売り。

勉強。

塾。

部活。

そうした様々な要因から、統合失調症に発症しやすくなってしまうのです。

統合失調症になる原因とは、そうした負の要素であり、トラウマです。

そうしたものが盛り沢山ある思春期は統合失調症のリスクが大きいのです。

また、統合失調症は思春期から青年期にかけて最も発症しやすいというデータが出ています。
多感な時期だからこそ、統合失調症になってしまうのです。

思春期に統合失調症になると

思春期は、心がデリケートな時期であり、理不尽な事が沢山ある時期でもあります。

そうした時期に不調が起きると、その後の人格形成に問題をきたしてしまいます。

人格を作り上げる時期に、幻聴や妄想などの症状が出てしまうと、その統合失調症の症状こそが自分のアイデンティティーとなってしまい、自己人格というものを見失ってしまいます。
何が自分なのかわからなくなってしまうのですね。

最悪、人格荒廃を起こしてしまいます。

そうなると、自分への自己嫌悪も広がっていきます。

自分はなんで生きているのだろうと思い込み、自ら命を絶つ危険性もあります。

やはり、人というのは人のためになっていないといけないのです。
人のためにならない人格になるといつかはしっぺ返しがきます。
人生に絶望する時がきます。
そうならないように生きていかなくてはいけないのです。

統合失調症は思春期の傾向と間違われやすい

統合失調症は外から見ただけではわかりません。
急に無口になったり、急に人格が変わったりしても、思春期にはよくある事だとして片づけられてしまう可能性もあります。

思春期で子供の様子がおかしかったら、まずは親がちゃんと話を聞いてあげてください。

親というのは、思春期の子供を持つと、会話をしたがりません。
何かあったら適当に叫んで自分の心配事を解消して、ストレスを発散する事ばかりを考えています。
そうなってしまっては、統合失調症の症状を増幅させるだけです。

まずは対話をしてください。
きちんと子供の話を聞いてください。

思春期の子供が統合失調症になると、親に監視されているのではないかという事は必ず思います。
実際に親が部屋を漁って子供の動向を監視しようとする人もいますが、そうした傾向がある人は絶対に痕跡を残さないでください。
育児のストレスからか、わざと部屋を漁った痕跡を残す親がいますが、そうした行為は統合失調症を加速させるだけではなく、親子関係そのものにも影響してきます。

特に統合失調症になっていると、思春期の傾向が強いとみられて、意地が悪くなって接してしまいがちですが、そうした一つ一つの動作が子供に傷つかれています。

まずは急に人格が変わった場合は、きちんと話を聞いてあげてください。

そして、必要ならば病院へ通院させる事を忘れないでください。

最後に

思春期に発症する統合失調症は厄介なものです。

私の知り合いも思春期に統合失調症を発症したのですが、人格がみるみると変わって、無口になり、部屋に閉じこもるようになりました。

思春期だから一時的な問題というわけではなく、人格を作り上げるという意味で一生ものの時期です。
その時期が統合失調症によって台無しにされてしまうというのは、非常に危ういものとなります。

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