偏頭痛に食べ物は関係する?

偏頭痛発作を起す誘因はいくつかあると言われています。
しかし個人差のあるもので、一つの誘因では起きなくても二つ重なると起こる人や、誘因は一つでも特定の状況では必ず起こるという人もいます。

偏頭痛を起こすと言われている誘因を挙げてみましょう。

  • ストレス
  • 精神的緊張
  • 疲労
  • 睡眠不足、睡眠過多
  • 天候、気温差、気圧
  • 人ごみ
  • 月経周期
  • アルコール、他の食品群
  • 光刺激

偏頭痛の病態生理はまだ完全に解明されていませんが、血管の収縮・拡張が関与しているということは解っています。
血管の収縮・拡張を誘因するものには精神的・環境的・物理的刺激等があります。
食べ物にも、偏頭痛発作を誘発すると言われているものがあります。
血管収縮・拡張作用のある食品をとった場合、偏頭痛発作を誘発したり逆に症状を軽快させることができるのです。

偏頭痛の誘因となる食品

日常何の気なしに食べている食品に、血管に作用するものがあることをご存知でしょうか?
血管の拡張も収縮も、どちらも偏頭痛の発作を起こします。
偏頭痛発作自体は血管が過度に拡張することによって起こると言われており、直接血管を拡張するような食品を取るとそれだけで発作が起こります。
逆に血管を過度に収縮させると、その後で反動として過度に拡張してしまいます。
ですから、血管収縮作用のある食品の摂取も、偏頭痛発作を起すことになるのです。
下にそれぞれ作用のある食品を挙げてみましょう。

血管拡張作用を有する食品・物質
アルコール(ヒスタミン様物質、アルコール、ポリフェノール)
ベーコン、ソーセージ(亜硝酸化合物)
アスパルテーム(甘味料)
血管収縮作用を有する食品・物質
チョコレート、ココア(チラミン、ポリフェノール、カフェイン)
チーズ、柑橘類の果物(チラミン)
スナック菓子、うまみ調味料(グルタミン酸ナトリウム)
コーヒー、紅茶、緑茶(カフェイン)

偏頭痛の誘発因子として代表的な食品は、赤ワイン・チーズ・チョコレート
これらに含まれている物質として共通するのがチラミン
チラミンという物質は血管を収縮させて、効果が切れると急激に血管を拡張させる作用があります。
脳の血管拡張によって偏頭痛や鼻出血が起こるのです。
一つの誘因だけなら発作が起きない場合も、赤ワインにチーズという組み合わせになるとダメという人もいます。
また、単純に摂取した量によっても発作が起こることもあれば、起こらないこともあります。

食べることは、人間の欲求の一つ。
上の食品リストを見てもわかる通り、「お楽しみ」的な食べ物が発作を誘発するものになっています。
ですが、偏頭痛発作の誘因は食品だけではありません。
ストレスや過度な緊張も関与しています。
職場での人間関係のストレス、抱えているプロジェクトのプレゼン前・締切前の過度な緊張等は、そこから解放された時に発作を起しやすくします。
それは最初に強いストレスがかかるために、反動が大きいから。
この度合いを和らげるために、合間でほっと一息ついてコーヒーやチョコレート・お菓子を食べることはある意味利にかなっています。

発作を誘発するからと好きな食べ物も全てゼロにしてしまうと、それだけでストレスにもなります。
チョコレートを食べてはいけないというのではありません。
チョコレートを食べる時には量や他の誘因となるような物を同時に食べない等の工夫をしてみましょう。
自分が今どういう状態にあるのかを考えた上で、調子が良いのなら少しのアルコールも良いでしょう。

偏頭痛は完全に治療するというのは難しいものです。
どういうものが発作に結びつくのか、どれくらいなら大丈夫か調節できるようになって、上手に付き合っていきましょう。

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