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自律神経失調症の改善方法
自律神経失調症の症状を自分で改善する方法をご紹介します。
自律神経失調症とは、薬を飲んでもすぐに効果があるわけではありません。人によってはなかなか効果が出ない場合もあります。
最終的には自分自身が症状と向き合い、改善しなければいけません。
ライフスタイルを見直すことで自分の力でゆっくり改善していくと、自信もついてきます。
ここでは、そのお手伝いになれるような改善方法をご紹介します。
自律神経失調症は、必ず治る病気と信じましょう。
まず、治し方として、乱れてしまった自律神経のバランスを整えることが大切です。
自律神経のバランスが元通りに働けば、いろいろな症状を改善することができます。
そのためには、自律神経失調症の大きな原因のひとつであるストレスを減らすことがとても重要です。
新たにストレスを溜め込んでしまったり、生活リズムが乱れたままだと、自律神経のバランスが崩れたままになってしまいます。
日ごろの生活習慣を見直しましょう
すぐに治したい、という気持ちはわかりますが、できることから、ひとつずつ改善していくことが大切です。
生活リズムを見直して改善していけば、体の症状も少しずつ変化していきます。
自律神経失調症を防ぐ生活習慣
- 1.1日の生活リズムをつくる
- 毎日の生活は、睡眠や食事、休養などで成り立っています。自律神経の働きを1日の生活の中で見てみると、仕事のときは交感神経が活発になり、睡眠や休養のときは副交感神経が活発になります。
そのため、夜更かしや不規則な食事などで生活リズムが乱れると、交感神経と副交感神経の切り換えがうまくいかなくなり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
毎日の起床.就寝時間、1日3回の食事時間をだいたい決めておくと、生活リズムが整って自律神経失調症の予防につながります。
- 夜更かしや不規則な食事は、自律神経のバランスが崩れやすくなる
- 2.自分に合った睡眠時間を確保する
- 睡眠時間はふつう8時間必要といわれますが、実際はかなり個人差があります。10時間眠らないとすっきりしないという人もいれば、6時間もあれば十分という人もいます。
「たくさん眠らなければ」といった強迫感。「眠れなかったから、今日は調子が悪い」といった思い込みは、ストレスのもとです。
自分に合った睡眠時間を確保できるよう心がけましょう。
- 3.栄養バランスのとれた食事を心がける
- 栄養バランスのよい食事をとることは、健康の基本です。
ストレスに負けないためには、特にタンパク質やビタミン、ミネラルが不足しないようにすることが大切です。
外食が多い人はビタミンやミネラルが不足しがちなので、意識して野菜や果物を食べるよう心がけましょう。
- 外食が多い人はビタミンやミネラル摂取して自律神経失調症を予防しましょう
- 4.からだを動かす習慣をつける
- ストレス解消には運動が欠かせませんが、それがストレスになっては元も子もありません。運動嫌いな人が無理にスポーツを始めたり、運動を毎日の義務としてこなしたりするのは辛いだけ。
毎日の暮らしの中で、もっと気軽にからだを動かすことを考えてみたらどうでしょうか。
例えば、ウォーキングはふつうスピードアップして20分以上歩くと効果があるといわれますが、これにこだわる必要はありません。10分程度ブラブラ歩くだけでも、ストレス解消には十分役立ちます。
家事をするときなども、からだを意識して大きく動かせば、運動のチャンスはいっぱいあるものです。
- 5.心から楽しめる「休養時間」をつくる
- 「休養」といっても、ただ横になってからだを休めるだけでは、ストレスを十分に解消することはできません。
ストレスに負けないようにするためには、自分が本当に楽しめる時間をもつことが大切。
スポーツや遊び、人によっては仕事でも、自分の好きなことに熱中していると、嫌なことや悩みなどを忘れてしまうものです。
- 6.感情のエネルギーを発散させます
- ストレスを感じることがあっても、感情を抑え込んでしまうタイプの人は自律神経失調症になりやすいといわれています。マイナスの感情を自分の中に閉じ込めてしまうと、少しずつストレスがたまっていきます。
嫌なことがあったとき、悩みがあるときは、その感情を外に発散させるようにしましょう。誰かに話すのもいいですし、日記を書くのもおすすめのひとつです。
イライラや不安などの原因がはっきりしないときは、絵を描くという方法もあります。自分が好きな色を選んで、何でも好きなものを描いてみましょう。
- 7.心身の不調にこだわりすぎない
- 毎日の生活にストレスはつきもの。そのために自律神経のバランスが崩れて、心身の不調を感じることは誰にでもあることです。
その不調をどう受け止めるかは、人によって違いがあります。
自分の心身の調子に敏感な人は、ちょっとした不調でも終始気にしてしまいがちです。
そうなると、それが「症状」として定着してしまいます。
ちょっと不調があっても、それにあまりこだわらないようにすることが、自律神経失調症を防ぐことにつながります。
アロマオイルがおすすめ!
私が特に、自律神経失調症の治療に心がけていることは、アロマオイルです。
最初は疑いながら、手さぐり状態で始めたんですが…とても効果的で楽しい趣味になっていきました。
もし、興味がある方がいましたら、実践してみてください。
不安感にとても効果があるアロマオイル。下記を参考にしてください。
自律神経失調症にはつきものの、不安感や呼吸の乱れ。
これらを感じたときに、よく効果があり、利用しやすいのがアロマオイルです。
家にいるときだけでなく外出しているときにも利用しやすいのでライフスタイルにすぐ取り入れやすいのです。
家に居る時は、アロマポットで精油を焚くことが多いのですが、外出の際は、精油もしくはアロマウォーターを使います。
精油は直接肌につけるのは良くないので、ハンカチやタオルに1滴垂らして、顔に近づけて香りを嗅ぎます。
アロマウォーターというのは、植物から精油を抽出する際に出来るもので、簡単に言えば「精油の香りの成分がわずかだけ溶け込んだ水」という感じです。
アロマウォーターは化粧水やヘアウォーターとしても使用出来るので、外出先などでは手首にシュッと吹きかけたり。頭の上に吹きかけたりと使い勝手が良いです。
もちろん、家の中で空中に向けて吹きかけ、ルームスプレーとしても使えます。
自分の好きな香りを選ぶだけでもリラックス効果がありますし、アロマの効能として「不安」や「呼吸を整える」といったものを選ぶとより効果があります。
いくつか、そういった効能のあるものをご紹介します。
- アロマの効能として「不安」や「呼吸を整える」作用があるので、自律神経失調症に効果的です
- クラリセージ(不安、ストレス、緊張、パニックなどに)
- ほのかな甘みを感じる香りで、鎮静作用と高揚させる作用の両方があるため気持ちを落ち着かせながら、かつ気持ちを高めてくれるというような効果が期待できます。
- プチグレイン(不安、プレッシャーなどに)
- 柑橘系とフローラルが合わさったさわやかで甘い香りで、不安や緊張を乗り越える、そんな力を与えてくれるようなアロマです。自律神経を整える効果もあります。
- ラベンダー(不眠、不安、心配、ストレスなどに)
- こちらは一度は香りを嗅いだことのある方が多いのでしょうか。
フローラルな香りで、不安や心配でいっぱいになった心を癒してくれて、なおかつとても深いリラックスをもたらしてくれるアロマです。
こちらも自律神経を整える効果が期待できます。
安眠効果があることも有名なので、寝る前にはこの香り…といった使い方もいいですね。
自律神経失調症は…必ず治ります。この気持ちをどうか忘れないでください。