偏頭痛の諸症状 (1)

偏頭痛の症状は主に、読んで字のごとく「頭痛」です。
頭が心臓の鼓動に合わせてずきずきと痛むような感覚があり、これだけでもかなり辛い症状となるでしょう。
しかし、偏頭痛の症状はそれだけではありません。
この項目では、「頭痛」に付随する偏頭痛の諸症状について解説します。

偏頭痛とともに起こる「眠気」

偏頭痛が起こると、頭が心臓の鼓動に合わせてずきずきと痛む、と感じる方が多く、これこそが偏頭痛の主な症状と言うこともできます。
一方で、それと合わせて発生する症状として多くの方が訴えるのが「眠気」です。
まず、偏頭痛がどのような体調のときに起こるかというと、睡眠不足、月経などの体調不良時、そして脳に酸素が足りていないという状況などが考えられます。
睡眠不足の際には、もともと存在していた眠気が偏頭痛と同時にあらわれたと考えることができますが、そうでない場合には、「身体の緊張」が考えられます。
とくに偏頭痛によって頭痛を感じているときには、意識していなくても身体は緊張状態に陥ります。
そうすると、呼吸は浅く、回数が増えます。
この状態になると、脳に充分な酸素が行き届かずに眠気を感じるというケースがあります。

眠気

つらい胃痛・下痢が併発

胃痛、下痢も偏頭痛に付随する症状として、よく訴えられるものです。
とはいえ、実は偏頭痛と下痢とは、直接の因果関係があるとは言えないといわれています。
一方で吐き気については、神経障害を発することで起こるといわれています。
神経障害がどの程度消化器官に対して影響を与えているのかは未知数といえますが、たとえば吐き気が繰り返されることで、胃腸そのものの機能が弱ってしまい、結果的に下痢になってしまうということは考えられなくもありません。

胃痛

寒気・悪寒と偏頭痛のかかわり

実は頭痛と悪寒については、関わりが強いと言われています。
とくに偏頭痛の場合には、いわゆる”予兆”という形で頭痛が始まる直前に悪寒が訪れるという方が少なくないようです。
また、偏頭痛との併発症状としての悪寒かどうかを見分けるためには、風邪など他の要因がないのに悪寒があり、その後に頭痛が発生する、というような場合には、偏頭痛に伴う悪寒と考えて良さそうです。
悪寒それ自体は深刻な症状とはなりませんが、悪寒を感じることで身体の緊張が促され、偏頭痛を悪化させてしまう可能性があります。

悪寒

嘔吐

頭痛から吐き気を伴うことがあります。
これは頭痛のストレスから吐き気を発することがあります。
そこから実際に嘔吐にまで至ることはまれですが、少数ながらそういったケースも存在します。
偏頭痛による吐き気や嘔吐は、市販されている「吐き気止め」の薬よりも、偏頭痛の治療に用いられる処方薬を飲むほうが抑えられるケースが多いため、偏頭痛の痛みと吐き気、嘔吐が同時にあるようであれば、その旨を医師に相談するのがよいでしょう。

吐き気

何らかの原因で痛みを感じているときに、汗をかくという方は珍しくありません。
とくに身体の内部、腹痛や頭痛などの強い痛みがあった場合に、汗をかくという事例は多いのですが、これは偏頭痛の場合でも同様です。
また、それだけではなく、頭痛で汗をかくという場合には偏頭痛以外の病気も考えられます。
具体例としては、自律神経失調症やうつ病などです。
いずれにしても、不必要に汗をかくということは、神経系に異常があるということですから、それに合わせた治療が必要となります。
汗をかく理由で多いのは、ストレスや疲れの蓄積によって交感神経優位の状態が続いていることなどが代表として考えられるため、交感神経の過剰な興奮を抑える、たとえばストレスの軽減が治療の基本となります。
また、生活習慣、食生活などの改善も有効と言われています。

汗

偏頭痛を和らげてみませんか?

『偏頭痛はある程度専門的な治療にかかる必要がある』とこのサイトで述べていますが、実は偏頭痛を和らげる商品が出ているのも事実です。
完全に治るのは難しいのかもしれませんが、酷くなって動けなくなったり、吐き気を伴って苦しくなったりする前に、一度試してみる価値はあると思います。
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それは、ずきしらずの実という商品です。

皆様の偏頭痛が少しでも和らぎますように。

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