てんかんの頻度

てんかんの頻度?(割合)

てんかん患者はどれくらいの割合で発症していると思いますか?
100人に1人と言われています。結構高いと思います。
また、生まれてから死ぬまで、どの年齢でも発生しますが特に小児期に多い病気と言われています。

てんかん発作の頻度

そして、次に気になるのは、てんかん発作の頻度ですよね。
まず、てんかんには、様々な種類があります。
それは、発症年齢や、発作の形、脳波検査などによって診断されます。

頻度も様々で…
毎日数回おこる
1~2年に1回
一生に1回だけ
数ヶ月に一度
月に一度

精神保健福祉手帳

てんかん発作のタイプと頻度、日常生活能力によって、精神保健福祉手帳(表紙には「障害者手帳」)を取得できます。
1~3級があり、手帳に書かれているのは住所や名前、証明写真、等級、有効期限です。
身分証明書として利用できます。
身分証明書というと車の運転免許くらいしか思いつかないかもしれませんが、同等のものとしていろいろな場所や手続きに使用できます。

全国共通の制度として
所得税・住民税の障害者控除
生活保護の障害者加算
自動車税の減免
NTTの電話番号案内利用料の免除
携帯電話各社の基本使用料の半額割引
公共施設の利用料免除
映画館・博物館の割引
自治体によってはタクシー券、電車・バスの割引(現在導入されているのは少ないです)
福祉手当

身障者手帳、療育手帳と比べるとかなり格差がありますが、利用できるものは利用した方が経済的な負担は減らせます。

  • 東京都都営地下鉄、バスの福祉乗車券(都民のみ)
  • 横浜市市営地下鉄、バス(民間も含む)福祉乗車券(横浜市民のみ)
  • 名古屋市市営地下鉄、バス福祉乗車券(名古屋市民のみ)
  • 国立昭和記念公園入場料、駐車場料無料(付添1人も)
  • 葛飾臨海水族園入場料無料(付添1人も)
  • 群馬県富岡製糸場入場料無料(付添1人も)

その他、うつ病、統合失調症、てんかんなどの精神疾患の治療中の人を対象とした自立支援医療制度(手帳とは関係ありません)を利用すると、診察料、薬代の負担額が1割になります。
新薬で薬代が高くて悩んでいる人におすすめの制度です。
診療科は精神科でなくても利用できます。

犬のてんかん発作の頻度

犬も人間同様で、発作の頻度は様々です。
毎日数回おこる
1~2年に1回
一生に1回だけ
数ヶ月に一度
月に一度

発作の時間は数十秒から数分でおさまることが多く、おさまった後はほとんどの場合がまるで何事もなかったようにケロッとしています。
しかし重度の場合は短い時間に何度も同じようなてんかん発作を繰り返して長く続くこともあります。
この場合、てんかんの重積状態と言って、放っておくと危険な状況になりかねません。
重積状態が起きるようであれば、緊急的な処置が必要となります。

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