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緊張型頭痛の対処 - 根本的改善と即座に緩和する方法 -

「緊張型頭痛」を予防・根本的に改善するには?

別名「ストレス頭痛」ともいわれる「緊張型頭痛」。
これを抑えるためにも、日常からまずは心身のストレスを溜めないことを心がけましょう。
日常生活を見直すことは、根本治療にもつながります。
具体例をいくつかピックアップしてみました。

  • 適度な運動
    仕事や勉強などで同じ姿勢を長時間持続させるような場合は、こまめに休憩をとり軽い運動(ストレッチや散歩など)を取り入れて筋肉と気持ちをほぐしましょう。
  • 温かいお風呂に入る習慣をつける。
    体を温めて血行・代謝を良くし、日々の疲れをとりましょう。
    37~39℃の入浴は副交感神経が優位になりリラックス効果があります。
    また、42℃以上の熱いお湯だと交感神経が優位となり新陳代謝が促されリフレッシュ効果が期待出来ます。
    このように、入浴は自律神経のコントロールにもつながります。
  • バランスのとれた食事をする。
    栄養のバランスももちろんですが、腸への刺激を与える意味でも1日3食という食生活は大切です。
    また、噛むことで脳も刺激されますし、ものを食べると心が落ち着くという効果もあります。
  • 規則正しい生活を送る。
    早寝早起きで、人間本来の生活リズムにあわせることが、自律神経を整えるのに大切です。
  • 精神的ストレスを溜めないよう、自分にあったストレス発散法を見つけて日常生活に取り込む。
    ストレスを溜め込んでしまうと、「緊張型頭痛」だけでなくうつ病なども引き起こしてしまいます。
    普段から自分の考え方の偏りや性格の把握をして客観的な視点を持てると、こういった病気以外にも生活や仕事で役立ちます。
    「これをやると、ストレスが発散できる!!」という発散メニューをいくつか持つこともおすすめです。
  • こまめに水分補給をする。
    普段から水分不足が起きないよう、水分補給が不可欠です。
    人が1日に摂らなければならない水分量はおよそ2.5Lで、そのうちだいたい1Lは食事で摂取できます。
    残りの1.5Lを何回にもわけて、こまめに摂取しましょう。
  • 自分にあった漢方を処方してもらう。
  • 骨格の歪み、自分の体の癖、顎関節症などの身体的ストレスを専門家に相談して把握・治療する。(整形外科、歯科、整体、鍼灸など)
  • 場合によって、抗うつ剤などの薬物療法

また、普段使用している枕の高さが合っていないために首や肩のコリが生じてしまうこともあります。
枕を見直してみることも、頭痛改善への近道かもしれません。

現代の生活で、バランスのとれた食事や規則正しい生活という一番基本的なことが、もしかしたら一番難しいことかもしれません。
しかしそうやって生活を見直すことが自律神経のバランスを健康に保ち、「緊張型頭痛」だけではなく他の病気をも防いでくれますので、心がけましょう。

「緊張型頭痛」を即座に緩和する方法は?

「緊張型頭痛」の痛みが起こってしまった場合の対処法です。

  • ストレッチをして、凝り固まってしまった部分の筋肉の緊張をほぐす。
  • 湯船に浸かったり温かいタオルを当てたり温湿布を貼ることで、首や肩を温めて血行を良くする。
    ※冷やすタイプの湿布は偏頭痛には効きますが「緊張型頭痛」には逆効果ですのでご注意下さい!!
  • ツボをおす
  • 薬の服用※市販の頭痛薬は比較的即効性がありますが、頭痛薬に頼りすぎると「薬物乱用痛」(薬の効き目が悪くなり、効いている時間も短くなって頭痛が悪化する)の恐れもありますので、使い過ぎは禁物です!
  • 少量の飲酒

リラックスのために、と、コーヒーなどのカフェインや喫煙は、逆に「緊張型頭痛」の誘因となりますので避けましょう!

「緊張型頭痛」の治療期間は?

「緊張型頭痛」は様々な要因が起因して起こるものなので、治療期間にも個人差があります。
頭痛を引き起こす原因を見つけて取り除くことが、一番大切なこととなります。
日本頭痛学会によれば、薬物療法に関しては3ヶ月(最大6ヶ月)を目安に投薬の続行・中止を考慮するようです。

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